ショパン: 24のプレリュード Op.28 全曲【Vol 1】No 1~8|演奏テクニック最重要ポイント解説

演奏テクニック最重要ポイント解説
ショパン: 24のプレリュード Op.28 全曲
【Vol.1】No.1~8

第1番 ハ長調
右手の内声にある旋律を親指で浮き立つように演奏しましょう。
第2番 イ短調
右手はたっぷりと歌うように、左手は5度や8度の重音を丁寧に弾きましょう。
第3番 ト長調
左手の16分音符は水が流れるように、軽快に演奏できると良いです。ペダルは短めに踏んで、音が濁らないように気をつけましょう。
第4番 ホ短調
左手の和音の連打は目立ち過ぎないように弾きましょう。特に半音階的に変化するところは丁寧に弾けると良いです。
第5番 ニ長調
3拍子が崩れないように気をつましょう。隠れている内声の動きも意識しながら、なるべくレガートで演奏できると良いです。
第6番 ロ短調
左手の旋律を表情豊かに弾けると良いです。右手の同音連打の8分音符は、2音目を指先でコントロールして弾きましょう。
第7番 イ長調
マズルカのリズムにのって、即興風に温かい音で弾けると良いです。
第8番 嬰へ短調
右手の2声部と左手をそれぞれ弾き分けて、第1番と同様に内声の旋律を意識してみましょう。32分音符は軽やかに弾くと良いです。
(文:細田隆成)

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