シューマン作曲/リスト編曲「献呈 Widmung」

シューマンの歌曲「ミルテの花」第1曲をリストがピアノ独奏版に編曲した。
シューマンの音楽をほぼそのまま踏襲しつつも所々でリストらしい華やかな曲調が現れる。
原曲の歌詞はリュッケルトによるもので、主語に「君」が多く登場する。
シューマンはこの詞に曲を付け、クララに対する愛情を表現したのである。
それを裏付ける証拠に、クララとシューマンの頭文字となる音(C・Es)が繰り返し用いられている。
また、ピアノパートの6度音程は愛を象徴するものである。
楽想の特徴は中間部の異名同音を利用した転調で、時空を越えた別世界が開かれる。
また、「喜び」と「苦しみ」相反する歌詞を、準固有和音で表現しているのも味わい深い。

音高・音大受験、コンクール サポート講師:細田隆成

桐朋学園大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。
中学校教諭専修免許状(音楽)、高等学校教諭専修免許状(音楽)取得。
これまでにピアノ実技指導法の研修を受けたのち、現在は幼児から大人までの指導を行っている。

音高・音大受験やコンクールなどを目指している方の為に、ご自宅で出張レッスンいたします。
大学教授などの本格的なレッスンの補助をやさしく丁寧に行います。